あの時あなたが傘を差してくれたなら
デボーション投稿ばかりなのもアレなので、たまには聖書以外のことを書きます。
はい、ポール・マッカートニーの新しいミュージックビデオが公開されましたね!!
冒頭で眼鏡をかけて何やら深遠な会話をするポールに、わたくし大変胸をときめかせております。
もちろん、メインパートもとてもスタイリッシュでかっこ良いですね!
この "Who Cares"という歌、いじめを受ける子どもたちに向けた歌だそうです。
日本でもいじめを受けた子どもたちの自殺が大きな問題となっていますが、ポールみたいな偉大なスターがいじめ被害者に向けて歌を作ることは意義深いと思います。
こんな風にかっこ良い歌ならメッセージも入ってきやすいですものね!
ただ一つ我儘を言わせてもらうと、ポールにはあと10年早くこの歌を作って欲しかったです。
10年前、私は中学一年生。
同級生からの心無い言葉に傷ついて不登校状態でした。
部屋に閉じこもり、24時間365日自分を責め続けていました。
そんな私を癒してくれたのはThe Beatlesの歌でした。
彼らの歌は学校での出来事を忘れさせ、安らぎの時間を与えてくれました。
あの時の私にポールの "Who Cares"が届いていたなら、どれ程救われたでしょう。
ミュージックビデオの最後は女性にメモが残された場面で終わります。
"Don't forget your umbrella"
「あなたの傘を忘れないで」
あの時の私には、心に傘を差してくれる人はいませんでした。
私の心の中に降る雨のことを、両親ですら気づいていなかったかもしれません。
ポール、あの時あなたが傘を差してくれたなら…。
ま、こんなこと考えてもしょうがないんですけどね。
歪んだ心を抱えて生きていこうと思います。
とりあえず、ポールは私へのお詫びとして次回の来日公演で眼鏡をかけてください!!
お願いします!!!
(自分でもこんなオチはどうかと思っております。)