あれから
父が亡くなってから一ヶ月経ちました。
あれから起こった家の中の変化をつらつらと書いてみます。
その1. テレビを観る時間が減った。
父は無類のテレビっ子でした。
私とはらからは小学生の頃に出された「一日テレビを観ない」という夏休みの課題を父のために始める前から諦めていました。
父は居間に入ると呼吸の如くテレビのスイッチを点けるような人でした。
そんな父が居なくなった我が家は余計に静かになりました。
今まで通りにテレビを点けると父を思い出してしまうのもあるかもしれません。
その2. ソファーが広くなった。
前述の通り父は無類のテレビっ子だったのでテレビの前のソファーを居間でくつろぐ時の定位置にしていました。
その父が居なくなったので他のメンバーが代わる代わるその場所を使うようになりました。
因みに食卓での父の定位置は空席のままです。
その3. 白柴犬が寂しがり屋になった。
白柴犬とは父が一目惚れして今年から我が家のメンバーになった犬のことです。
白柴犬なりにあの日のことを気にしているらしく、母に甘えたり私やはらからを見張ったりする回数が増えたように感じます。
私が伸びをして「んんっ!」とやや大きめの声を上げると飛び起きて「お前!どうした!?」と言いたげな表情で駆け寄って来ます。
家族みんながスマホをいじっていると突然「クーン…クーン…」と寂しそうな声を出します。
そんな時は一番近くに居る人が撫でてやったりします。
その4. 母が忙しそう。
詳しくは書けませんがあれやこれやの手続きやら何やらで母は現在忙しそうにしてます。
しかし私に手伝えることは無さそうです。
その5. 増える花の数。
詳しくは書けませんがあちらこちらから父に向けてお花が送られて来ます。
ありがたいです。
その6. コロナ禍を乗り切るモチベーションが減った。
これは私個人の話ですが、コロナ禍後に父とポールの来日ライブに行くことを心待ちにしていたので、父が亡くなった後は今を耐える心の支えが一つ無くなってしまいました。
代わりにコロナ禍が終わったら家族で父の故郷の鹿児島に行くことになっているのでそれを心の支えにしています。
その7. 単純に淋しい。
単純に淋しいです。
これ以上書く必要はないですね。