キンモクセイの何か

ブログに書くほどのことではありませんが、日々起こったことや思うことをつらつらと

2019年2月16日デボーション

※ハイクに投稿したものと同じ文章です。

 

今朝読んだ箇所から↓

ヨセフは父の顔に伏して泣き、口づけした。そしてヨセフは彼のしもべである医者たちに、父に薬を塗ることを命じたので、医者たちはイスラエルに薬を塗った。このために四十日を費した。薬を塗るにはこれほどの日数を要するのである。エジプトびとは七十日の間、彼のために泣いた。

創世記 50:1-3

ヤコブはヨセフにはもちろん、エジプトの民全体にも慕われていたのだなぁ…。
薬って、ミイラにするための薬品かしら?

彼のために泣く日が過ぎて、ヨセフはパロの家の者に言った、「今もしわたしがあなたがたの前に恵みを得るなら、どうかパロに伝えてください。『わたしの父はわたしに誓わせて言いました「わたしはやがて死にます。カナンの地に、わたしが掘って置いた墓に葬ってください」。それで、どうかわたしを上って行かせ、父を葬らせてください。そうすれば、わたしはまた帰ってきます』」。パロは言った、「あなたの父があなたに誓わせたように上って行って彼を葬りなさい」。そこでヨセフは父を葬るために上って行った。彼と共に上った者はパロのもろもろの家来たち、パロの家の長老たち、エジプトの国のもろもろの長老たち、ヨセフの全家とその兄弟たち及びその父の家族であった。ただ子供と羊と牛はゴセンの地に残した。また戦車と騎兵も彼と共に上ったので、その行列はたいそう盛んであった。

創世記 50:4-9

良かった、ヨセフは遺言通りにヤコブを葬れるようです。安心…。
それにしても、エジプトの偉い人や軍隊も加わるとは、『国葬』って感じですね。
それほどヤコブとヨセフがエジプトで重要な役割を果たしたということでしょうねぇ。

ヨセフの兄弟たちは父の死んだのを見て言った、「ヨセフはことによるとわれわれを憎んで、われわれが彼にしたすべての悪に、仕返しするに違いない」。そこで彼らはことづけしてヨセフに言った、「あなたの父は死ぬ前に命じて言われました、『おまえたちはヨセフに言いなさい、「あなたの兄弟たちはあなたに悪をおこなったが、どうかそのとがと罪をゆるしてやってください」』。今どうかあなたの父の神に仕えるしもべらのとがをゆるしてください」。ヨセフはこの言葉を聞いて泣いた。やがて兄弟たちもきて、彼の前に伏して言った、「このとおり、わたしたちはあなたのしもべです」。ヨセフは彼らに言った、「恐れることはいりません。わたしが神に代ることができましょうか。あなたがたはわたしに対して悪をたくらんだが、神はそれを良きに変らせて、今日のように多くの民の命を救おうと計らわれました。それゆえ恐れることはいりません。わたしはあなたがたとあなたがたの子供たちを養いましょう」。彼は彼らを慰めて、親切に語った。

創世記 50:15-21

ヨセフが「私が神に代わることができましょうか。」と言っていましたが、恐らく「あなた方を裁くのも、あなた方がひざまずくべき方も私ではなく神である。」と言いたかったのでしょう。
以前クリスチャン友達の側で何とは無しに立膝をついた時に「私にひざまずかないで!」と焦った様子で言われたことを思い出しました。
私もヨセフのように「神が悪を良きに変えてくれた。」と思えたらなぁ…。

このようにしてヨセフは父の家族と共にエジプトに住んだ。そしてヨセフは百十年生きながらえた。ヨセフはエフライムの三代の子孫を見た。マナセの子マキルの子らも生れてヨセフのひざの上に置かれた。ヨセフは兄弟たちに言った、「わたしはやがて死にます。神は必ずあなたがたを顧みて、この国から連れ出し、アブラハム、イサク、ヤコブに誓われた地に導き上られるでしょう」。さらにヨセフは、「神は必ずあなたがたを顧みられる。その時、あなたがたはわたしの骨をここから携え上りなさい」と言ってイスラエルの子らに誓わせた。こうしてヨセフは百十歳で死んだ。彼らはこれに薬を塗り、棺に納めて、エジプトに置いた。

創世記 50:22-26

ここで創世記は終わります。
ヨセフの子孫たちはエジプトから元の土地へ戻って行くのかしら。次の『出エジプト記』の展開を期待させる終わり方ですね(`・ω・´)