キンモクセイの何か

ブログに書くほどのことではありませんが、日々起こったことや思うことをつらつらと

2019年2月4日デボーション

※ハイクに投稿したものと同じ文章です。

 

今朝は創世記の36章だけ読むつもりでしたが、36章はエサウ家系図がずっと続いててよく分からなかったので続きの37章も読みました。
今朝読んだ箇所から↓

エサウは妻と子と娘と家のすべての人、家畜とすべての獣、またカナンの地で獲たすべての財産を携え、兄弟ヤコブを離れてほかの地へ行った。彼らの財産が多くて、一緒にいることができなかったからである。すなわち彼らが寄留した地は彼らの家畜のゆえに、彼らをささえることができなかったのである。

創世記 36:6-7

ヤコブ(イスラエル)の兄、エサウもまた複数の妻の間に多くの子が居ました。
エサウヤコブを離れたのは、家畜が多すぎてその土地の草を食べ尽くす勢いだったからみたいですね。

エサウの子らの中で、族長たる者は次のとおりである。すなわちエサウの長子エリパズの子らはテマンの族長、オマルの族長、ゼポの族長、ケナズの族長、コラの族長、ガタムの族長、アマレクの族長である。これらはエリパズから出た族長で、エドムの地におった。これらはアダの子らである。エサウの子リウエルの子らは次のとおりである。すなわちナハテの族長、ゼラの族長、シャンマの族長、ミザの族長。これらはリウエルから出た族長で、エドムの地におった。これらはエサウの妻バスマテの子らである。エサウの妻アホリバマの子らは次のとおりである。すなわちエウシの族長、ヤラムの族長、コラの族長。これらはアナの娘で、エサウの妻アホリバマから出た族長である。

創世記 36:15-18

25章で神様に「弟に仕えることになるだろう」というようなことを言われたエサウの子孫も、多くの土地の有力者たちになったのですね。
この箇所にある子たち以外も、多くが族長になったそうです。
神様はエサウのことも顧みられてたのだな。

ヤコブの子孫は次のとおりである。ヨセフは十七歳の時、兄弟たちと共に羊の群れを飼っていた。彼はまだ子供で、父の妻たちビルハとジルパとの子らと共にいたが、ヨセフは彼らの悪いうわさを父に告げた。ヨセフは年寄り子であったから、イスラエルは他のどの子よりも彼を愛して、彼のために長そでの着物をつくった。兄弟たちは父がどの兄弟よりも彼を愛するのを見て、彼を憎み、穏やかに彼に語ることができなかった。

創世記 37:2-4

兄弟のえこひいき、いくない。

ヨセフはこの後、ヨセフが他の兄弟や両親を従える夢を見、それを話すと兄弟により憎しみを抱かれてしまいます。
ヨセフは父親に言われて野で羊の群れを飼っている兄弟たちのもとに向かいます。

ヨセフが彼らに近づかないうちに、彼らははるかにヨセフを見て、これを殺そうと計り、互に言った、「あの夢見る者がやって来る。さあ、彼を殺して穴に投げ入れ、悪い獣が彼を食ったと言おう。そして彼の夢がどうなるか見よう」。ルベンはこれを聞いて、ヨセフを彼らの手から救い出そうとして言った、「われわれは彼の命を取ってはならない」。ルベンはまた彼らに言った、「血を流してはいけない。彼を荒野のこの穴に投げ入れよう。彼に手をくだしてはならない」。これはヨセフを彼らの手から救いだして父に返すためであった。

創世記 37:18-22

ルベンはヨセフと母親が違いましたが、ヨセフの味方だったようです。

さて、ヨセフが兄弟たちのもとへ行くと、彼らはヨセフの着物、彼が着ていた長そでの着物をはぎとり、彼を捕えて穴に投げ入れた。その穴はからで、その中に水はなかった。こうして彼らはすわってパンを食べた。時に彼らが目をあげて見ると、イシマエルびとの隊商が、らくだに香料と、乳香と、もつやくとを負わせてエジプトへ下り行こうとギレアデからやってきた。そこでユダは兄弟たちに言った、「われわれが弟を殺し、その血を隠して何の益があろう。さあ、われわれは彼をイシマエルびとに売ろう。彼はわれわれの兄弟、われわれの肉身だから、彼に手を下してはならない」。兄弟たちはこれを聞き入れた。時にミデアンびとの商人たちが通りかかったので、彼らはヨセフを穴から引き上げ、銀二十シケルでヨセフをイシマエルびとに売った。彼らはヨセフをエジプトへ連れて行った。さてルベンは穴に帰って見たが、ヨセフが穴の中にいなかったので、彼は衣服を裂き、兄弟たちのもとに帰って言った、「あの子はいない。ああ、わたしはどこへ行くことができよう」。

創世記 37:23-30

この「服を裂く」というのはユダヤの人の最大限の怒りの表現だそうです。
ヨセフはただ父親に多く愛されただけなのに、何故ここまで他の兄弟に憎まれなくてはならなかったのだろう。
ヨセフを救えなかったルベンはどれほど憤っただろう。

彼らはヨセフの着物を取り、雄やぎを殺して、着物をその血に浸し、その長そでの着物を父に持ち帰って言った、「わたしたちはこれを見つけましたが、これはあなたの子の着物か、どうか見さだめてください」。父はこれを見さだめて言った、「わが子の着物だ。悪い獣が彼を食ったのだ。確かにヨセフはかみ裂かれたのだ」。そこでヤコブは衣服を裂き、荒布を腰にまとって、長い間その子のために嘆いた。

創世記 37:31-34

ヤコブはヨセフが死んだことも悲しかったのでしょうが、獣に食われ噛み裂かれたという大きな苦痛を伴う死に方をヨセフがしたことでも嘆いたような気がします。
そんな気持ちをヤコブに与えたヨセフとルベンの兄弟たち、とことん酷い…。

さて、かのミデアンびとらはエジプトでパロの役人、侍衛長ポテパルにヨセフを売った。

創世記 37:36

ヨセフはこの後どうなるのかしら。